奈良県磯城郡で特許技術の小口径の四角形のトンネルを掘る掘進機や油圧シリンダの製造を行っております株式会社藤田油機のホームページです。

藤田油機のビジネスフィールドは、都市開発分野・宇宙・情報通信分野にも及んでいます。
その中でも代表的なものが、東京･臨海副都心のランドマークとなった国際展示場の建設。重量約2千トンもの大屋根を地上17mまでリフトアップする工法において、建築工事では初の「ベアロックシステム」が用いられましたが、6回のリフトアップをスムーズかつ安全に行い、ベアロックシリンダのロック能力と安全確実性の高さを内外に示しました。
また、宇宙･情報通信分野でも、ベアロックシリンダは活躍しています。衛星ロケット打ち上げの成否を握る発射角度調整。そしてひとたび角度を固定すれば絶対に動くことのない姿勢制御。その両方においてベアロックシリンダの性能は遺憾なく発揮され、藤田油機の技術力がすでに宇宙サイズのものであることを実証しました。
そのミクロ単位までの精緻さは他メーカーの追随を許さず、防衛省向け訓練機打ち上げ装置や鳴門大橋などの吊り橋建設にも転用されるなど、今後も第2・第3の分野への応用が期待されています。
Future Job――フロンティア・スピリッツと妥協なき高精度化への挑戦が、藤田油機の未来へのベクトルです。

※BEAR-LOC（ベアロック）、KBLは特許商品であり、鹿島通商（株）より委託製造したものです。